先生のお墓参り・ドラえもん展1
2008-05-06


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ショタケの翌日、私はいつも通り早起きして、神田駅から地下鉄銀座線・日比谷線を乗り継いで築地へ。別に魚市場に行くわけじゃなくて、本願寺築地別院(築地本願寺)の晨朝勤行に参列するためです。いつ来ても不思議な建物です、築地本願寺は。朝からほかの信者さん達に併せて正信偈を称えると、身も心もリフレッシュします。煩悩だらけの人間ですが、それでも救ってくださるというのは、有難いことです。
 一度宿に戻って、Sunさん、ELEさん、あしべるさんと秋葉原駅へ。ここで二人と別れて、Sunさんと京浜東北線南行の車内へ。川崎で南武線に乗り換えて、津田山という駅に降り立ちました。駅の近くに、川崎市営緑ヶ丘霊園という墓地があります。ここに、藤子・F・不二雄先生は眠っていらっしゃるのです。
 Sunさんと折半して、花と線香を買って、事前に調べておいた区画へ。結構な距離を歩いて、ようやくたどり着くと、なかなかお墓が見あたりません。番号が1番だったので、一番端かと思ったら、手前から二番目でした。「端っこと思ったでしょう。」いたずら好きだったという先生のお声が聞こえてきそうです。偉い人のお墓って、とかく立派に造りがちですが、ごく普通のお墓で、それがいかにも偉ぶらない先生らしくて好ましく感じました。手前左側のドラえもん形の名刺受けが、ここが国民的漫画『ドラえもん』の作者のお墓であることをさりげなく表しています。
 我々は、早速お墓に水をかけて、お花を生けて、線香に火をつけました。そして、並んで正座して、手を合わせました。何をお話ししたらいいんだろう…今、隣の人とコンビなんですが、二人で長く続けるのって、どうしたらいいんでしょう。なんか、そんなことを考えていました。
 先生のお墓にお参りして、私は長年の疑問を解くことができました。やはりそうだったのか、という思いを胸に、先生のお墓をあとにしました(それについては、いつかまた書きます)。
 途中、ジュースを飲んで休憩。藤棚が、とてもきれいでした。

 そのあと、再び南武線に乗って、こんどは登戸駅へ。そして小田急線に乗り換えて、新宿を目指します。先生も、小田急で通勤されていたんですよね。小田急の車内でオバQを思いつかれたというのは有名な話です。感慨にふけりながら、吊革を握っていました。…以下、次の日記へ続く。
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